受託試験
主にヒト細胞を用いた受託試験を行っております。
ここに記載していない試験や具体的な試験方法が決まっていない方もお気軽にご相談ください。
ご希望の方はお問い合わせよりご連絡下さい。
試験例
化粧品、医薬部外品原料やその他のサンプルの細胞毒性、細胞増殖促進を行い、評価等にお役立てください。
ヒトの脂肪、臍帯、骨髄、歯髄等の組織から幹細胞を分離、増殖します。
※ご自身で脂肪、骨髄、皮膚組織から細胞分離を行うことが出来るキットも販売しております。→試薬・キット
試験番号 | 試験名 | 概要 | 納期*2 |
---|---|---|---|
4-02-001 | 分化誘導試験 | 脂肪細胞へ誘導 | 4週間*1 |
4-02-002 | 骨芽細胞へ誘導 | 5週間*1 | |
4-02-003 | 軟骨細胞へ誘導 | 5週間*1 | |
4-02-004 | 神経細胞へ誘導 | 1週間*1 | |
4-02-005 | 同一サンプルで4種類の細胞への誘導 | 5週間*1 |
培養上清に含まれているサイトカイン等の濃度をELISAにて測定します。ELISAキットは弊社で用意したキットでも持ち込んでいただいても構いません。
測定を希望するサイトカイン等については、個別にご相談ください。
フローサイトメーターを用いた細胞の受託解析を行います。
使用機器:Guava easyCyte
試験番号 | 試験名 | 概要 | 納期*2 |
---|---|---|---|
4-01-001 | フローサイトメトリー | 細胞表現マーカー (CD73,90,105,14,31,56) 各種CDマーカー1種類の試験 |
1~2日間 |
4-01-002 | 同一サンプルで6種類CDマーカーを調べる場合 | 1~2日 |
*1.目安であり、納期はこちらからご連絡いたします。
*2.検体が弊社到着日からの時間になります。
・ヒト由来脂肪幹細胞の細胞表面マーカーとして陽性であるCD73,90,105と陰性であるCD11b,14,19を使用し、ヒト由来脂肪幹細胞の割合をフローサイトメーターにより解析を行います。
ヒト由来脂肪幹細胞 | 陽性マーカー | CD73,90,105 |
---|---|---|
陰性マーカー | CD11b,14,19 |
<例>脂肪から分離し、培養したヒト由来脂肪幹細胞の解析結果
CD73・・・96.6%
CD90・・・93.16%
CD105・・・87.82%
CD31・・・1.18%
CD34・・・3.52%
CD56・・・1.52%
各種幹細胞から脂肪細胞、骨芽細胞、軟骨細胞等えの分化誘導後、各種染色法により確認致します。
※ご自身で脂肪細胞への分化誘導を行うことが出来るキットも販売しております。→試薬・キット
Oil Red
Alizarin Red
Alcian Blue
・脂肪細胞への誘導
3~4週間培養し、分化誘導を行い、脂肪滴を形成させます。細胞を固定後、脂肪滴の染色試薬であるオイルレッドを使用し、染色を行い視覚的に確認致します。
・骨芽細胞への誘導
4~5週間培養し、分化誘導を行います。カルシウムに対し結合する色素アリザリンレッドを使用し、染色を行い、骨芽細胞への分化能を確認致します。
・軟骨細胞への誘導
4~5週間培養し、軟骨細胞への分化誘導を行います。酸性ムコ多糖類を特異的に染色するアルシアンブルーを使用し、染色を行い、軟骨細胞への分化能を確認致します。
・神経細胞への誘導
3~7日間培養し、神経細胞への分化誘導を行います。二重染色を行い、神経細胞への分化能を確認致します。