神経細胞分化誘導キット - 株式会社バイオ未来工房オフィシャルサイト

BMK-R012 神経細胞分化誘導キット

ヒト間葉系幹細胞から神経細胞に分化できる培地キット
24ウェルプレート約2枚分の分化誘導が可能

特長

・ヒト間葉系幹細胞を細胞培養プレート(24ウェル、平底※)で培養すると神経細胞に分化誘導できます。


・神経細胞分化誘導培地はサイトカインやTAT-VHLペプチド(参考文献参照)を含んでおり、ヒト間葉系幹細胞を効率よく神経細胞に分化させることに特化した培地に調製しています。

(※48ウェル以外の細胞培養プレートでも使用できます。丸底などでも使用できますが,細胞が剥がれやすいため平底推奨です。)

・軟骨細胞分化誘導培地にはTGF-βやデキサメタゾンなどの成分を含んでおり、ヒト間葉系幹細胞を効率よく分化させることに特化した培地に調製しています。


参考文献

・Kanno, H., et al., Int. J. Mol. Sci., 9604-9617(2013). [PMID:23644888]
・Kubo, A., et al., Stem Cells Dev., 18(10), 1523-1532(2009).[PMID:19320554]


使用方法

  1. 細胞培養プレートにヒト間葉系幹細胞を播種し、シード用培地で一晩培養する。(37℃、5%CO₂)
  2. 神経細胞分化誘導培地を添加して培養する。
  3. 3】3~5日置きに培地交換をして一定期間培養する。
  4. 神経細胞に分化していることを確認する場合は抗体染色、遺伝子発現等を確認する。

培養(染色)写真


抗βⅢ-Tubulin(TUBB3)抗体を用いた免疫蛍光染色像

使用抗体:Alexa Fluor 488 Anti-β Ⅲ
Tubulin antibody(クローン名:2G10)
核染色:Hoechst 33342


抗NF-L(Neurofilament)抗体を用いた免疫蛍光染色像

使用抗体:Alexa Fluor 488 Anti-NF-L
antibody(クローン名:NFL3)
核染色:Hoechst 33342


抗MAP2抗体を用いた免疫蛍光染色像

使用抗体:Alexa Fluor 488 Anti-MAP2
antibody(クローン名:EPR19691)
核染色:Hoechst 33342

製品内容

製品番号 BMK-R012
製品名 神経細胞分化誘導キット
内容物 神経細胞分化誘導培地:100mL
シード用培地:50mL
未分化維持培地:30mL
保存 冷蔵
希望販売価格(税抜) 70,000円  (お問い合わせください)



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